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サロマ湖100kmウルトラマラソン レース攻略アドバイス


※アドバイスとプロフィールは、2007年3月に取材した時点のものです。

サロマンブルーメンバー 米澤 由紀さん プロフィール
米澤 由紀さん(神奈川県)

最近は座骨神経痛に悩みながらも、サロマには12年連続参加。スペシャルドリ ンクはなんとコーヒー。理由は「コーヒーが大好きなので」

スポーツクラブでマフェトン理論を実践

米澤 由紀さん ランニング写真1995年からサロマに参加し、既に12回完走している米澤さん。元タレントの上岡龍太郎さんがサロマに参加しているテレビ番組を見たことが、サロマを走るきっかけとなった。

「当時はフルマラソンを4時間ぐらいで完走していましたが、ウルトラマラソンは存在すら知らなかったです。」サロマに参加してみたいと思ったが、100kmという距離に不安があり、50kmの部にしようか迷った。しかし、「やっぱりチャレンジするなら100km」と参加を決意。「今考えると怖いもの知らずでしたよね。」

当時のトレーニングは、10kmぐらいのランニングとフルマラソンの大会に参加することがメインで、週に2~3回エアロビクスを中心としたメニューを行うシンプルな内容。それでも最初のサロマは11時間58分53秒で完走し、以後12回、サロマに参加して一度もリタイアがない。

さて、フルタイムで仕事を持つ米澤さん。最近はスポーツクラブでのトレーニングがメインだ。スポーツクラブではトレッドミル(ランニングマシン)やステップマシンを中心に、ほぼ毎日1時間~1時間半ぐらい汗を流す。ウルトラランナーのトレーニング方法としてはちょっと特異なのでは?
「私は飽きっぽいせいか、単調なロードトレーニングには向かないみたいです。
スポーツクラブだと周りに映像があったり、音楽を聴けたりするので続けること ができるんですよね。私にはこちらの方が向いているみたいです。」
もちろん、ロードトレーニングに出るときもあるが、月1~2回程度。週末など休日に限って、自宅近くの多摩川を20km程度走ったり、ゴールデンウイークなどまとまった休日には、距離や時間を気にせずにピクニックランも楽しむ。

また米澤さんが実践しているトレーニング方法に心拍トレーニングがある。自分で設定した心拍数をターゲットにしてそのゾーンを外れないように注意してトレーニングする、いわゆる「マフェトン理論」(注1:下記参照)だ。
心拍数をモニターすることによって、長時間のトレーニングが無くてもウルトラマラソンを完走できる一つの要因と考えていると、米澤さんはいう。
「心拍トレーニングを続けていると日々の疲労の度合いがわかるんです。疲労していればすぐに心拍が上がりますし、調子が良ければ1~2段レベルを上げられる。無理をしないでトレーニングができるようになりました。」
さらにトレーニングの際には、ウォーミングアップ、クールダウンは必ず行う。これも心拍数を基準に、アップは歩きから徐々に走りにスピードを上げていき、ダウンは徐々に走りから歩きに移行するように注意している。
「アップ、ダウン共に15分ぐらいかけて行います。特にアップを行わないと身体の表面だけを使っている感じで、内面からの充実感が得られないような気がします。」

最後に、これからサロマなどウルトラマラソンへ参加しようと思っている人に対しては?
「無理をしないでほしいですね。トレーニングもレースも先は長いですし、気負わず、ゆっくりやることが大切だと思います。」

米澤夫妻

ランナー夫妻の米澤さん。
2006年はご主人の正己さん(写真左)も50kmの部に参加した。
由紀さん曰く「家事についても理解してもらっています。」
正己さん曰く「家事はかなり妥協しています(笑)。」
お互いにフルタイムで働いているので無理をしない、と意見が一致している。

(注1)マフェトン理論
フィリップ・マフェトン博士が提唱するトレーニング方法。心拍数を基準に、有酸素運動を行うことによって効率よく脂肪を燃焼させるトレーニング理論。博士が提唱する内容には食事内容やストレスコントロールも含まれている。

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